Orange Blossom Spritzer (ORANGE BLOSSOM オードパルファム)

Orange Blossom Spritzer (ORANGE BLOSSOM オードパルファム)

その繊細さゆえ再現が難しいとされる"Orange Blossom(オレンジの花)"の香りを
Simonさんがシンプルな天然香料を駆使して完璧に作り上げたフレグランス。

地中海の暖かな太陽の光。花満開のオレンジの木々。かすかに聞こえるミツバチのささやき。
オレンジの木々が茂る地中海沿いの街でサイクリングを楽しんでいたときに感じた
鮮烈なオレンジの花の香りは、Markさんにとってホリディの愛すべき幸せな香りの記憶。
そんなふうに、オレンジの花の香りに特別な思い入れのあるMarkさん。
実は過去にオレンジの花をテーマに調香したこともあるそうだけれども、
(たぶん"プリンス オーデコロン"のこと?)、
この"Orange Blossom"はその香りをも超えたとMarkさんも認めたお墨付きの出来栄えだそう。


"GORILLA PERFUME"の展示会では、白い風車でできたオレンジの花が咲き誇る木々のオブジェ
(地中海産オレンジの箱を思わせるレタリングの入ったダンボールで作られている。)
で表現されていました。
面白かったのは、こちらの香料ミックス、
天然香料を多用しているだけあって食べられるということ。
ライスペーパー製のムエットで香りを試したあと、そのまま試食を勧められたその味は、
オレンジのほろ苦さの中にかすかな酸味と甘みが感じられる、オトナな味でした。
(この味のマカロンとかあったら食べてみたい。)
とはいえ、可食可能なのは展示会用の香料ミックスだけで、
実際の製品化されたものは香水用のアルコールで希釈されているので食べられないそう。ざんねん。


その香料ミックスは、オレンジの花、ネロリ(ビターオレンジの花)、ローズウッド、イランイラン、
サンダルウッド、蜜蝋のブレンド。
サイトの説明によると、トップノートはオレンジの花とネロリ。 ミドルノートはイランイラン。 
ラストノートはオレンジ、蜂蜜、ローズッド、サンダルウッド。だそう。


ということで、試してみたのは賦香率(香料の含有率)15%のオードパルファムのサンプルサイズ。
2cm丸大を手首に塗布→両手首に馴染ませる
+各ひざの後ろに同じく2cm丸大に塗布してみました。

ちなみに平熱が35.2度の低体温な管理人が試しています。


着けた瞬間、熟していない青い蜜柑のような酸味のある香りが際立ち、
すぐにその香りを凌ぐように、ツンとする青臭さと苦みのある枸橘の葉っぱをちぎったような
グリーンな香りが力強く香ります。 

着けてから5分間のうちに、メインのグリーンな香りの奥に、
着けた直後に感じられた未熟な青蜜柑の香りが再び感じられ、
石鹸っぽいフローラルな香りも感じられるように。
たぶんこの纏ってから5分間に感じられる上記の香りが
オレンジの花とネロリの実際の香りなんだろうな。と推測。
(管理人は恥ずかしながらオレンジの花もネロリも生花の香りを知りません。)

着けてから10分のうちに上記の香りに加えて
ローズウッド?サンダルウッド?の切り出したての木の板みたいな清々しいウッディーノート、
花の蜜みたいなコクと、熟した蜜柑の甘みのある香りもかすかに感じられて、
香りが甘やかな暖かみを帯びてくる。

着けてから15分で、メインの青苦いグリーンな香り要素が弱まり、
替わりに未熟な青蜜柑・熟した甘蜜柑のシトラスノートが
グリーンな香りと同等にメインで香るように。
とはいえ、メインの香りが変わるだけで、メインの香りの奥には石鹸っぽいフローラルな香り、
清々しいウッディー、花の蜜みたいなコクのある甘さ。と、
それまで感じられた香り要素が消えることなくしっかり感じられて香りの複雑さを保っている。

着けてから30分で、未熟な青蜜柑・熟した甘蜜柑のシトラスノートがメインになるけれど、
やっぱりその他の香り要素が消えることはない。

着けてから1時間で未熟な青蜜柑・熟した甘蜜柑のシトラスノートと、石鹸っぽい香り、
花の蜜みたいなコクのあるフローラルノートの3つの香4りがメインに入れ替わり、
他の香り要素はそのままに、青苦いグリーンノートだけがぐっと弱まる。

そのままその香りが3時間ほどはっきりと続きます。

着けてから4時間で、未熟な青蜜柑、石鹸っぽいフローラル、
サンダルウッド?ローズウッド?の清々しいウッディノートが変化して
白檀のお扇子みたいなパウダリーに転じた香り。
その3つの香りだけを残して、他の香りがほぼ感じられなくなります。

そのままその香りが2時間ほど香り、
着けてから6時間でガクッと香りが弱まります。
着けた箇所に鼻を近づけないと感じられない程度にはなるものの、
体温が上がったりすると、フッと強く香り立ったりする。

着けてから7時間で、着けた個所に鼻を近づけると感じられる香りは、
未熟な青蜜柑の酸味が弱まり、代わりに熟した、蜜のようなコクのある甘酸っぱい蜜柑の香り、
石鹸っぽいフローラル、ローズウッド・サンダルウッドのパウダリーな香り。
甘みとパウダリー要素が強まる。
でもその甘パウダリーな香りは着けた個所のおハダに残るだけで、
体温が上がったときに香り立つのは、甘蜜柑の香りではなくて、未熟な青蜜柑の酸味が際立つ、
着けてから4時間後の香りなのが面白い。

着けてから10時間で、着けた個所のおハダにかすかに残るのは、
甘酸っぱい蜜柑の香り、ローズウッド・サンダルウッドのパウダリーな香り、
イランイランそのもののもったりした特徴的な香りも感じ取れるように。
そして、やっぱり体温が上がったときに香り立つのは、未熟な青蜜柑の酸味が際立つ、
着けてから4時間後の香り。

そのまま同じように香り続け、
着けてから13時間で香りが完全に消えました。


オレンジの花だけでなく、枝葉、果実(とはいえ管理人にはオレンジよりも蜜柑に感じられた)の
香りを表現したような、自然な、アロマテラピー要素の強い香り。
ミドルノート以降消えるまで、普通に香りを感じる限りは
暖かみのある濃い甘みのあるシトラスノート一辺倒に感じられるのに、
ラストノートにかけて、着けた個所のおハダに残る香りは変化していくのが面白い。
香水を着けた本人か、その人のおハダの香りを確かめられるくらい親密な他者にしか
わかりえない香りかたというのがイイ。
その香りが色っぽい香りというのじゃなくて、甘やかなシトラス・落ち着けるパウダリーウッディな
安らげる香りというのも素敵。

単純なようでいて、複雑に香り、個々のEOの香りの特徴が感じられる、
LUSHらしいフレグランスだと思いました。


製品データ

2010年7月~2013年 GORILLA PERFUME AT LUSHシリーズとして発売

価格/容量/重量 £2/2ml・£11/10ml/10g

成分 DRFアルコール、ローズウッド油、イランイラン油、オレンジ花アブソルート、ネロリ油、
       サンダルウッド油、ビーワックスアブソルート、サリチル酸ベンジル、シンナマル、シトラール、
       クマリン、ゲラニオール、安息香酸ベンジル、ファルネソール、リモネン、リナロール

同じ香りのLUSH製品 スノー クラウド、 オレンジ ブロッサム バスオイル、
                          ORANGE BLOSSOM パフューム、 ORANGE BLOSSOM ソリッドフレグランス、
                          Orange Blossom Candle

似た香りのLUSH製品 ハッピーソープ、 ビューティフル ピー グリーン、 ブライトジェリー、
                          マンダリンティーパーティー、 天の川・お星様、 ウルル、 太陽の泉、
                          ダッシング サンタ、 フローズン ボム、
                          ボンペリ・ボム ペリィ・ボムペリィガール、 ゴールドフィーバー、 ハッピー、
                          バブルクラッカー、 雨にうたえば、 シェイズ オブ アールグレイ、
                          だからモーニング、 華、 ドント ルック アット ミー、 ミスゴージャス、
                          オレンジフラワー、 ハッピーハッピージョイジョイ、 サン オーデコロン

リンク
@cosmeでのクチコミページ
i-VoCEのコスメデータベースのページ

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ジャンル : ファッション・ブランド

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